今回は観光旅行の渡航先として、シンガポールとマレーシアが増えた件、空港での混乱についてお伝えします。
新たに海外旅行に行くことのできる国(2022.4.14午前0時~)
先回、4月14日時点での渡航可能な国をお知らせしましたが、更に2カ国追加されましたのでお知らせします。先回のお知らせでは、
日本側の入国規制が緩和されている相手国側の入国規制が継続している(2022.4.8午前0時~)
中国、韓国、台湾、香港、シンガポール、マレーシア、インドネシア
相手国側の入国規制が緩和されている日本側の入国規制が継続している(2022.4.8午前0時~)
ロシア、エジプト、ケニア、エチオピア、ナイジェリア、南アフリカ
とお伝えしました。国ごとの入国規制について、外務省の通達中にある各国の情報により確認していますが、この通達は日々更新されていますので、この通達を見て旅行渡航可能国を判断するのがよいと思われます。
上記の国の中から特に日本からの旅行客の多い国(地域)の現状を見てみました。
① 韓国、中国、台湾、香港、インドネシア:4月8日と状況は変わっておらず日本人の観光目的の入国はできない状況にあります。
② シンガポール:シンガポール到着までに所定のワクチンの2回接種を終え2週間を経ていること。出発前2日以内のウイルス検査(PCR検査又は有資格者が実施した抗原迅速検査)の証明等が必要。シンガポール政府SafeTravelサイト
③マレーシア:以下のAA~DDを準備すれば15日から観光客もノービザで入国できます。 AA 政府指定アプリ「MySejahtera」のダウンロード, BB アプリへの渡航情報・ワクチン接種情報の事前登録, CC (日本)出国前2日以内の陰性証明書の取得, DD (短期渡航の場合のみ)新型コロナ対応医療保険への加入
**詳細は在マレーシア日本国大使館HP
マレーシア政府観光局のHPがわかり易いです。観光局 観光客用説明① 観光客用説明②
(注)インドネシア政府は6日からジャカルタのスカルノハッタ空港から入国する外人観光客に対して到着ビザを発給するというニュースがありますが公式情報は未確認です。
イギリスでの空港の混乱(2022.4)は他山の石 ~ 空港での入国手続きなど時間を要する
コロナ対策としての制約事項の解除を世界に先駆けて行ったイギリスにおいて、国内の主要な空港が混乱してるという現地のニュースがあります。イースター(今年は4/17)の休暇で旅行者が増え、航空便も大幅に増えてきているらしいのですが、航空会社や空港はコロナ下での事業の休止により人員を大幅に縮小してきたことから、どうやら航空会社や空港業務が増便に追い付いていないということのようです。日本においても事情は同じでしょうから、海外へ行くビジネス客や観光客の増加を当て込んだ航空便の増便は既に始まっていますが、旅行客が増えてくると、空港での混乱により、暫くは不便な状況が続くのでしょうか。まあ、旅行に行けるのですから多少の我慢は覚悟しますが。