【海外旅行の知識】⑦ ビザ (海外旅行に必要なビザって何?)

海外旅行

 

今回はパスポートに続き、ビザ(VISA:査証)について説明します。
ビザっていうのがあるらしいけど、何のことかよくわからないが、今さら聞くのも・・・という方もいると思います。今回はそのビザをしっかりわかるようにします。

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ビザって何 ?

ビザとは入国許可証のことです。漢字で「査証」(さしょう)と書きます。自国政府が発行する身分証明書「パスポート」と入国しようとする国の政府が発行する入国許可証「ビザ」。この2つがあって、初めて海外旅行は成立します。(注:EU:欧州共同体は「国」単位ではなく、EUとして入国許可を行います。)

② ある国に入国しようとする外国人は、様々な目的を持っています。観光する、出張など一時的な仕事をする、学校で勉強する、その国で働く、その国で会社を経営する、老後の生活をそこで送る、といったものです。

③ それぞれの国は、それぞれの目的を持った外国人の入国に際して、それぞれの条件をつけて入国を許可します。

④ パスポートの中に「査証」と分類された空白ページがたくさんありますので、外国の当局はそのページに、シールを貼るなどで入国許可の正式な記載をします。

ビザの種類

・ここでは観光目的のビザの話ですので、詳しい内容は避けて、簡潔に説明します。一口にビザといっても、一番シンプルな観光ビザからビジネス用の一時ビザ、数次ビザ、学生ビザ、就労ビザ、経営者用ビザ、年金者用ビザなど、国ごとにメニューは異なりますが、複数の入国許可が準備されています。海外の資金を国内に誘導し産業の発達を促しながら、自国民の働く場を奪うような外国人の流入は防ごうというものです。したがって、各国に共通して就労ビザの取得はハードルが高く、仕事の専門性とか、母国企業との仕事上のコミュニケーションのために外国語が必要な場合といった風に発行が制約されます。学生ビザの場合も、就学名目のもぐり就労が起きないように、アルバイトで働ける上限時間が設けられたりするのが一般的です。

ビザ免除

① 日本人の場合、ビザ免除で観光渡航できる国は190か国あります。これを「ビザなし」と捉えてもいいですが、日本のパスポートに対して一括して観光目的の入国許可を与えるビザを得ていると理解したほうが判り易いです。

② このことを知っていると、ビザ免除で入国する場合にも制約がついているということが理解できると思います。一般に、労働の禁止と、15日間程度の滞在期間の上限、出国できるお金の用意ということになります。

③ 一例として、台湾のケースについてこの制約事項をご紹介すると(コロナ関連は除く):観光目的で90日以内の滞在はビザ免除。帰国のための予約済み航空券(もしくは次の渡航国への予約済み航空券と有効なビザ)の入国審査時の提示。パスポートの有効期限残日数が予定滞在日数以上。指定された港での入出国などです。

④ 台湾で入国検査時に帰国用航空券の提示を求めるのと同様に、他の多くの国でも同様の方法がとられています。この方法は入国の検査を受けようとしている人が滞在期限内に確実に出国することを確認する証としています。航空券は電子化されているのでスマホをみせることで可能ですが、私は航空会社から送られてくる帰りチケット分のメールページを印刷し、パスポートに挟んで検査官に見せるということをします。これをどの国に行った際も同様に入国検査で行っています。ただ、忘れても検査官は何も言わないケースもありました。

⑤ 定説はありませんが、初期の開発途上にある国のほうがビザ取得を求めます。手数料はそれなりの金額ですので、直接、外貨収入を得たいということだと思われます。形を変えて、入境税や出国税といった方法でドルを徴収することもあります。それを知っていれば、外国への出入国に多少お金を徴収されても、その国が必要としていると思えば快く払えます。観光客が増えてくると、外人観光客がその国の中で落とすお金の方が大きくなるので、多くの観光客を国内に呼び込んで経済が栄える方を選択するようになっていきます。ビザ免除はそのための方策だと思います。

⑥ いずれにせよ、観光目的のビザ免除が適用される場合も、渡航しようとする国のビザ発給の情報をきちんと確認をして入国にあたっての制約事項を確認することは大切です。

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