【海外旅行の知識】⑥ パスポート (海外旅行に必要なパスポートって何?)

海外旅行

 

日本から出て外国に行くときにはパスポートというものが必要。ということは知っていても、詳しいことは知らない。恥ずかしくて今さら聞けないし。今回はこのパスポートについて説明をします。

旅じゃありませんか、人の生涯は 島崎藤村(日本 詩人 1872-1943)

パスポートとは何か

パスポートには5年と10年の有効期限のものがあり、上の写真の赤い表紙は10年期限のものです。パスポートについて簡単に説明すると、海外に出かけるときに日本人であることを証明する「身分証明書」です。海外ではどんなときでも携帯する必要があります。外国人も皆、属している国のパスポートを携帯します。

表紙を開けると次の写真のような文章が出てきます。パスポートは外務大臣が発行しているんですね。一旦、海外に出ると、異国民であるあなたを守るものはこのパスポートだけですので、大切に所持しましょう。

次の写真はパスポートの所有者ページです。姓名(英語表記)、旅券番号、国籍、生年月日、発行年月日、有効期限、本人サインが記載され、申請時に提出した顔写真が貼付されています。

パスポートはどうやって入手する

① まず、お住いの都道府県の旅券事務所をネットで探します。自分がどこで申請をし、パスポートを受領するのかを確認しましょう。仮に岡山県にお住まいだとすると、「パスポート+岡山県」でGoogleを使って検索します。岡山県の場合は、「申請者の住所又は居所の所在地を管轄する市町村の窓口で手続きをしてください。」と書いてあります。受付から発行まで日数がかかりそうですので、注意してください。東京都の場合には有楽町の交通会館、他数か所にパスポートセンター(東京都旅券課の分室)があります。

② 県のホームページの案内のとおり、パスポートを申請するには、申請用紙に所定事項を記入し、パスポート用の写真を貼って、添付書類をつけて、発行手数料の収入印紙を貼って申請すれば発行されます。

③団体の海外旅行に参加する人は、旅行代理店が代行して申請・受領してくれますが、頼んだ分のコストはかかります。個人で旅行する人は自分で旅券事務所に行きます。窓口は土日が休みの場合もありますので、受付時間には注意してください。

④本人証明の添付書類については、マイナンバーカードか運転免許証、もしくは「健康保険証∔学生証(または会社の身分証明書)」【いずれもコピーではなく原本。その場で返してもらえます。】が有効のようです。ホームページでしっかり確認をしてください。

⑤貼付する顔写真は、一般に申請窓口の近くに写真店があり正確に撮影してくれますが、それなりの値段です。ホームページに詳しい撮影要領がありますので。それを見て、そのとおり正確に撮影、印刷すれば自分で用意できます。撮影部位や余白など厳しい審査がありますので、窓口で受理されない場合に窓口近くの写真店で撮影してもらうという手もあります。  パスポート申請用写真の規格(令和3年5月18日更新)

⑥初回の申請では戸籍謄(抄)本を添付する必要がありますが、2度目からは必要なくなります。申請書には戸籍謄(抄)本の住所を書く欄があり、正確に書く必要があり、日常使う住所とは表記が異なることがありますので、注意してください。

⑦私はパスポートの有効期限の6か月前のタイミングで更新に行っています。多くの国が外国人の入国に際して、パスポートの有効な残余期間を求めるためです。その長さは国によって若干異なるようです。パスポートは5年間有効なものと、10年間有効なものがありますが、実質的には4.5年、9.5年と考えた方が良いです。

⑧ パスポート取得の手数料は、16,000円(10年)、11,000円(5年)です。

パスポートってどんな場面で使うの?

①空港のチェックインカウンターで航空会社のスタッフが搭乗券を発券時にパスポートを見せてくださいと言います。航空会社として、搭乗前に有効なパスポートを所持し、別途の入国許可が必要であれば取っているかを点検します。

②空港で搭乗ゲートに向かうまでに出国審査のゲートを通ります。ここでは国の出入国管理の検査官がパスポートを検査して、あなたが有効なパスポートを所有して出国することを確認し、あなたの出国を記録します。

③目的の空港に到着すると入国管理ゲートでその国の検査官がパスポート(必要があればビザ)の検査をして、あなたの入国を認め、あなたの入国を記録します。

④旅行先のホテルにチェックインする際に、ホテルスタッフがパスポートの提示を求め、記録します。ホテルはパスポートをあなたの身分証明書として確認しているようです。余談ですが、外国への入国カードの記入に際して現地のAdress(住所)の記入が必要な場合は、Hotel Name, City(ホテル名、都市名)を書いておきます。

⑤旅行先で警察が処理をするトラブルに巻き込まれた場合、あなたの身元を確認するために、警察がパスポートの提示を求めることがあるそうです。

⑥帰りの便に搭乗する際にも、チェックインカウンターで航空会社のスタッフはパスポートを確認し、出国管理ゲートで検査官はあなたの出国を確認します。

⑦日本に到着したときに最初に入国審査のゲートを通ります。ここで、検査官はあなたのパスポートを検査します。最近では機械化ゲートでの自動検査もあります。

以上がパスポートが必要になる場合です。逆にこれ以外のケースでパスポートが必要になることは基本的にありません。

パスポート、海外では常時携帯

パスポートは常時携帯する必要があります。昔はコピーをとって携行することも勧められましたが、スマホを持っていくなら顔写真の入ったパスポートのページを撮影して、必要なら見せることのできるようにしておくのがよいと思います。

日本のパスポートはビザなしで数多くの国に入国できるパスポートですので、犯罪者からは価値のある、偽造や盗難の対象としたいパスポートだと思われています。前に書いた通り、7つのケース以外でパスポートが必要になることは通常は考えられません。⑤のケースで、警察官に路上でパスポートを渡すよう言われたとしても、ストレートに信用せず、スマホ写真を見せるのに留めて、警察署内で必要なタイミングで本物を見せると言うことをお薦めします。あとで何とでも言いつくろえます。

パスポート入れについて

私の例でご紹介しますと、パスポートは旅行中、身につけるタイプの貴重品入れに仕舞って、肌身につけ、カバンに入れることはありません。これは、私用の旅行だけではなく、仕事で海外に出かけるときにも同じようにしています。パスポート、高額紙幣(5万~10万円程度の1万円札、現地紙幣数枚、必要ならドル札)、クレジットカード2枚(ホテルなどの高額支払い用)と、いつも同じものを入れる習慣にしており、盗難防止と忘れ物防止をしています。身ぐるみ剥がれるような強盗にはあったことがありませんので、今のところこの方法で安全を保てています。この布ケースは
・薄い化学繊維生地で防水機能がついている。
・スキミング防止となっている。(ご利益のほどはわからない)
・すべて布でできており、プラスチックや金属はついていない(ついていたらとり外す)。
ものを使っています。難点は何度か洗濯しているうちに防水機能がなくなり、暑いところに行くと、お札を汗でビショビショにしてしまうことです。したがって時折、買換えが必要になります。

旅行者が万が一、海外でパスポートを失くしたら

ファースト・アクションは訪問地(国)の日本大使館(領事館)の連絡先を調べて電話連絡します。

一人で電話することが困難であれば、ホテルのフロントに事情を話して、大使館(領事館)への電話をサポートしてもらいましょう。どこの大使館(領事館)でももちろん日本語は通じますので、直接話をして大使館(領事館)の指示に従います。大使館(領事館)と書いてあるのは、日本に帰国できるようにする手続きは領事の仕事ですが、小さな国には大使館しかありませんので、両方書いてあります。 パスポートについて(外務省)

手続きは基本的には、①「紛失一般旅券等届出書」を現地領事に提出する。受理された時点で紛失パスポートは無効になります。②「帰国のための渡航書」の発行を現地領事に申請する。この申請の際、現地で容易に準備できないものに、「6か月以内に発行された戸籍謄本又は抄本(原本)1通、又は日本国籍があることを確認できる書類」というものがあります。前者は海外から本籍地の市役所(区役所)に発行を依頼する必要があるようです。また、後者は本籍地が記載された住民票などで事足りるようですから、準備のいい人は万が一のために住民票を1部持って行くのでしょう。「帰国のための渡航書」は有効期間が約1週間から10日間程度です。1日で発行できるようですが、いずれにせよ、現地の大使館(領事館)と相談をしてその指示に従います。

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