【海外旅行の知識】⑤ 飛行機の乗り継ぎ (主な乗り継ぎ空港)

海外旅行

国際線の乗り継ぎについて、今回は乗継便を利用できる主な航空会社と空港について説明します。

慢心は人間の最大の敵だ シェイクスピア (英 劇作家 1564-1616)

航空会社と乗り継ぎ空港

航空便の乗り継ぎはやみくもにできるわけではありません。 乗り継ぎ便を利用する場合、多くは乗り継ぐ空港と乗継便(2便目)を運航する航空会社がペアになります。 「乗り継ぎ空港」=「2便目の航空会社の拠点空港」という関係です。 一例を挙げると「パリ・シャルルドゴール空港で乗継」=「2便目はエールフランス」となります。 例えば、ローマ、マドリッド、バルセロナにパリ経由で行けるわけですが、その際に、2便目はエールフランスの便になるということです。 ここでは乗り継ぎ空港をいくつかに分類していますが、自分が訪ねようとする都市に行くためにどういった乗り継ぎ便があるのか、航空会社、航空券を探すときに便利です。

① 欧州の主要都市 (日本に就航している主要航空会社)

都市名(航空会社) ~ ロンドン(ブリティッシュ・エアウェイズ)、パリ(エールフランス)、フランクフルト、ミュンヘン(ルフト・ハンザ)、アムステルダム(KLM)、チューリッヒ(スイス・インターナショナル)、ヘルシンキ(フィンエアー): 日本行の便を運航する主な欧州の航空会社とその拠点空港。 これらの乗り継ぎを利用すると小規模都市も含めて欧州内の多くの都市に行くことができます。 JALはロンドンでブリティッシュ・エアウェイズに、ANAはフランクフルトとミュンヘンでルフトハンザの便に乗り継ぎ便を設定しています。 いずれもアライアンスで、JAL、ANAのホームページから安いチケットを買うことができます。 JALは異なるアライアンスの航空会社、エールフランスとも営業提携しており、パリ経由の安い乗継便があります。

② 中東の湾岸エリアの主要都市およびトルコ・イスタンブール

都市名(航空会社) ~ ドバイ(エミレーツ)、カタール・ドーハ(カタール航空)、アブダビ(エティハド航空)、イスタンブール(ターキッシュ・エアラインズ): 中東の湾岸エリア・トルコでの乗り継ぎです。 これらの地域は世界7大陸の主要都市に直行便を運航できるという、世界でも稀な地理的特徴があります。 トルコ以外の航空会社は拠点都市の経済規模は小さいのですが、長距離便の乗り継ぎをビジネスモデルにして、大規模な国際線運航を行っています。 東京地区へも乗入れていますので、このネットワークを利用して、アフリカや南米など日本からの直行便のないエリアの都市への乗り継ぎ便を容易に探すことができます。 イスタンブールはヨーロッパとアジアの接点の位置にあり、このグループに入れるかは地理的に微妙ですが、イスタンブール新空港の開港と軌を一にして、路線ネットワークを急速に充実しつつあり、最近のトルコリラ安によりこれからは更に安い航空券が提供されることが期待されることや、緯度が比較的高いところに位置し日欧乗り継ぎでの時間ロスも比較的少ないので、今後は日欧間の有力な乗り継ぎ地点になると思われます。

③ 東アジアの主要都市

都市名(航空会社) ~ ソウル(大韓航空)、上海(チャイナ・イースタン航空):ヨーロッパ行きの便を探すときにこれらの乗り継ぎ候補を検討します。これらの航空会社は日本各地の地方空港に数多く就航しているので、羽田や成田で乗り継ぐよりも運賃が安く、短い所要時間で目的地に向かうことのできる場合があります。とりわけ西日本の都市から欧州の主要都市に向かう場合には東京経由ではなく上海経由、ソウル経由というのが候補に挙がります。また、将来的には、ウズベキスタン航空やモンゴル航空といった航空会社も候補に上がるのかもしれません。

④ 北米の主要都市

都市名(航空会社) ~ ニューヨーク(ー)、ロサンゼルス(ー)、シアトル(ー)、アトランタ(デルタ)、シカゴ(ユナイテッド)、ダラス(アメリカン):北米の主要な都市には直行便がありますが、北米内の中小の都市や中南米に向かうときには、ニューヨークやシカゴ、ロサンゼルス、シアトル、ダラス、アトランタ経由の乗継便をまず探します。主な候補として挙げられるのが、デルタ、ユナイテッド、アメリカン航空の拠点空港であるアトランタ、シカゴ、ダラスです。これらの空港からの路線網はアメリカらしい大規模なネットワークです。アメリカンはJALと同じワンワールド、ユナイテッドはANAと同じスターアライアンスですので、JALやANAのホームページから数多くの都市への乗り継ぎ航空券を買うことが可能です。

⑤ 東南アジア・南アジアへのLCCゲートウェー

都市名(航空会社) ~ 香港(HKエクスプレス)、クアラルンプール(エアアジアグループ)、シンガポール(スクート):日本から東南アジアへは多くの都市に直行便がありますが、例えば、プノンペン、シェムリアップ、チェンマイ、マンダレー、プーケット、ペナンやインドのチェンナイ、カリカトなどへは直行便がないため、これらいずれかで乗り継ぐ必要があります。

☆ 日本からロンドン行きの経由便の例 (2011.12調査)

東京=ロンドン JAL (往復運賃)JPY120,000 (所要時間)12:40 (直行便) (2021.12.13調査)

東京= アムステルダム = ロンドン KLM(KLM) JPY78,400   14:05

東京= イスタンブール = ロンドン ターキッシュ(TK) JPY146,310   19:30

福岡= 上海 = ロンドン  チャイナイースタン(MU)  ーー   ーー (運休中)

*COV-19の影響により、一部の便は運休中で、表示される航空運賃も大きな影響を受けています。

乗り継ぐ場合には、初便のチェックイン時の航空会社スタッフとしっかり確認

乗り継ぎ便を利用する場合には、チェックイン時に航空会社スタッフに乗り継ぎについてしっかり確認したほうがいいと思います。いろいろな原則を理解しておくとスムーズな乗り継ぎができますが、最後はその都度しっかり確認しておくことが重要です。例を挙げると、次のようなケースがあります。航空会社(JAL)のホームページを見ますと米国での乗り継ぎをする場合は、国際線、国内線を問わず、乗り継ぎ空港で受託手荷物のピックアップと2便目のチェックイン時に預けることが求められています。国際線間の乗り継ぎで、荷物へのタグが最終目的地になっていても途中空港で一旦、受託手荷物をピックアップし、2便目のチェックイン時に再度預けるようになっています。  例示:JALロサンゼルス乗り継ぎ案内

おそらく、乗り継ぎ空港でのセキュリティ上の問題か、受託手荷物のハンドリングが上手くいっていないかが原因だと思われます。

これはサイト全体の通知の一例であり、カスタマイザーの「Store Notice」でこのテキストを変更または削除できます。 非表示