【海外旅行の知識】④ 飛行機の乗り継ぎ (LCCでの乗り継ぎ)

海外旅行

国際線航空便の乗り継ぎについての4回目。LCCの利用やバラ買いの航空券での乗り継ぎについて説明します。

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単路線販売が基本だがLCC拠点空港で次の便に乗り継ぐ

LCCの航空券販売は単路線の販売が基本ですから、乗り継ぎ便を利用することは少ないと思いますが、特殊な場合は乗り継ぎが可能です。LCCは主として中距離以下の国際線を運航しています。東京からですと香港(香港EX)、上海(春秋)、ホーチミン(ベトジェット)、クアラルンプール(エアアジア)、シンガポール(スクート)などの空港が乗り継ぎ地点の対象になります。これらの空港は( )内LCCの拠点空港ですから、それらの空港で同じ航空会社を乗り継いで路線ネットワーク上の他の空港に向かいます。一、二例を挙げると、エアアジアで東京=クアラルンプール=コロンボ(休止中)、HKエクスプレスで東京=香港=シェムリアップ(休止中)といったルートです。

HKエクスプレスを香港で乗り継ぐ

HKエクスプレスの例で見てみますと、まず、ホームページ上で乗り継ぎに関する記述を調べます。HKエクスプレスは東京から香港で乗り継いでシェムリアップまで行く航空券を販売しています。この乗り継げるという意味は、香港でトランシット・カウンターを利用してCIQ内で次の便にチェックインする、受託手荷物は東京でチェックイン時に預かり、シェムリアップまで連続して運ぶというサービスです。これらのサービスはページ上で表示される東京・シェムリアップ間の運賃の中に含まれています。また、東京・シェムリアップ間の運賃と(東京=香港および香港=シェムリアップ間)の合算運賃を比較しますと、東京・シェムリアップ間運賃の方が若干安くなっていますので、2つの区間の運賃を単純に足し合わせた運賃ではないことがわかります。

基本となるLCCの乗り継ぎ

上記のようなケースはありますが、LCCはあくまで単路線販売ですから、乗り継いで使う場合には、乗り継ぎ空港では一旦入国することを前提としたほうがいいです。以前、説明しましたように、CIQ内トランジットカウンターで乗継便にチェックインする代わりに、一旦入国しますと、国によって必要やコストは異なりますが、事前ビザ取得、入国税施設使用料のコスト増の他に、入国審査の列に並び、受託手荷物が出てくるのを待ち、乗継便へのチェックインをして再び多くの搭乗旅客と一緒にセキュリティを通り、出国手続きがありますので、時間ロスがかなり大きくなります。とりわけ時間を食うのは入国審査と受託手荷物のピックアップ待ちです。また、航空券が他便への変更ができない場合には初便の遅延が起こって乗り継げない場合に次の便の航空券を廃棄することになりますので、多少の遅れリスクは吸収できる計画を予め組んでおく必要があります。ターミナルが変わることもありますので、慣れないうちは、便遅れのリスク1時間と乗り継ぎロス4時間で、乗り継ぎ空港での到着時刻と乗継便の出発時刻の間隔は最低5時間は持ったほうがよいでしょう。乗り継ぎの時間設定は航空会社ではなく、あくまでも自分の責任で行うことになります。これはLCCに限らず、乗り継ぎのできない在来型の航空会社の航空券の場合も同じです。

LCCの単発航空券で周遊旅行 (在来航空会社の周遊航空券を自分でつくる)

前の項目のように余裕を持った乗り継ぎが必要なことを考えると、乗り継ぎ都市で滞在することも考えられます。LCCの増加とともに、近隣国の数都市を尋ねる旅行が容易になりました。LCCの運賃では、往復航空券が片道航空券より有利であることはありません。このことは、LCCの単路線の片道航空券をつないで旅行をしても有利にも、不利にもならないことを意味します。在来型航空会社の航空券では、目的地が複数設定された旅行で、一筆書きのように旅行先を回れて、料金で少し得をする周遊航空券という航空券があります。一方、LCCでは降機地で滞在するならば、バラで航空券を買います。低価格でコストが安定していますし、旅の自由度も高いので、LCCを使った周遊旅行はお勧めです。因みに、私自身はミャンマーを地方旅行した際に、クアラルンプールに滞在して一旦休養を取って日本に帰ったことがあります。こういった旅行計画もあると思います。

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