【海外旅行の知識】② 飛行機の乗り継ぎ _2 (標準的な国際線の乗り継ぎの続き:CIQ、MCT、搭乗券)

海外旅行

前回に続いて海外旅行に行く際の国際線乗り継ぎについて説明します。。JR風に言い換えれば「乗り換え」です。

物事には見えないものがある。それこそが重要なのかもしれない ガリレオ・ガリレイ(イタリア 物理学者 1564~1642)

国際線の乗り継ぎを理解するにあたって、乗り継ぎに必要な時間として決められているMCT(最小乗り継ぎ時間)、空港国際線ターミナル内に設けられているCIQ(税関、入出国管理、検疫)エリア、航空券と搭乗券の違いについて説明をします。

乗り継ぎ便利用のポイント(続き)

① 「国際線-国際線」の最もシンプルな乗り継ぎ(続き)

(前回に続き)

・搭乗する航空会社のトランジット・カウンターで2便目の搭乗のためのチェックインをします。航空券とパスポート、必要によりビザを提示して、搭乗券をもらいます。航空会社、便名、搭乗口、搭乗時刻が書いてあります。

乗り継ぐ空港は大空港が多いので、異なるターミナル間を乗り継ぐことも多いです。この場合はトランジットカウンターでのチェックイン時にターミナル間の移動方法をしっかり確認しておいた方が良いでしょう。移動中に出発便の案内表示があって、チェックインカウンターに行くまでの間で、その画面情報に従ってターミナル間を移動することもあります。ただし、国際線間であれば決してCIQ(下で説明)から出ることはありませんので安心してください。

・搭乗券で2便目の搭乗時刻(Boarding Time)がわかり、搭乗口まで行くことができれば、あとは自由行動です。ターミナル内の移動中に出発便のインフォメーションが各所に表示されていますので、ときどき気にかけましょう。搭乗口の変更はよくありますし、遅れやスケジュールの早まりも時折あります。

乗り継ぎ時間と最小接続時間 (MCT :Minimum Connection Time)

途中空港で乗り換える際に、時間に余裕があり慌てることなく、また無駄な時間なく乗り換えられれば1番良いのですが、そうは都合良くいきません。便利な乗り継ぎはごく稀です。時間が有り余る場合には航空会社が提供するサービスも含めて、カフェテリアやラウンジ、場合によっては仮眠施設やシャワーブースで休んで時間を潰します。航空会社を選ぶときに、現地での旅行のために時間を有意義に使いたいと考えるならば直行便を選んだでしょうし、それよりも安い航空券を優先したわけですから、乗り継ぎ中は楽しく過ごすのみです。

問題となるのは乗り継ぎ時間が短かい場合です。航空会社(旅行会社)は航空券を発券する際に乗り継ぎ時間が保証された乗り継ぎ便を設定します。その根拠となるのが空港会社(当局)が設ける最小接続時間(MCT)です。必要となる最短の乗り継ぎ時間は旅客の多さやターミナル施設の数や広さ、移動手段などにより、空港毎に異なりますので、航空会社毎ではなく空港毎に決まっているのです。MCTぎりぎりの乗り継ぎとなった場合には、慌てることのないように、乗り継ぎ空港のHPを見て予め予習しておくことをお薦めします。

CIQ (税関、出入国管理、検疫)

CIQとは、税関(Customs)、出入国管理(Immigration)、検疫所(Quarantine)の3つの言葉の頭文字でできた略語です。国内外を問わず国際線が運航されているすべての空港のターミナルにはCIQエリアが設けてあります。ここには航空機への搭乗ゲートがあり、入国管理、税関、検疫管理の手続き待ちと国際線への搭乗待ちのための仮想の国外地として、スタッフを除くと、入国許可をまだ得ていない者、検疫を受けていない者、税関の検査待ちの者、既に出国手続きを終えて出航を待つ者だけが立ち入ります。空港の免税店もこのエリア内に置かれています。また、ここから市中に出るためには検疫、入国管理、税関を通る必要があります。

標準乗り継ぎのメリット

CIQのところで説明したように、日本から海外の国に行く際に、経由地の第3国で入国してしまうと、(日本人はほとんどの国にノービザで入国できますが)事前にその国のビザ取得の必要があり、入国税施設使用料を払い、入国審査の列に並び、受託手荷物が出てくるのを待ち、チェックイン後に再び多くの搭乗旅客と一緒にセキュリティを通り、出国手続きを経て乗り換える便に搭乗する必要があります。とりわけ時間を食うのは入国審査と受託手荷物のピックアップです。海外空港の入国管理ブースの前には、様々な国の人達が待つ列に並びますので、最低でも1時間は並ぶ覚悟が必要です(日本人の審査時間は比較的短いが一般に外国人は長い)。入国ー再出国のプロセスで乗り継ごうと思うと、時間の要素だけを考えても平均的乗り継ぎ1時間に対して4時間は見ておく必要があります。(これらの数字は時間差を説明するための数字で、空港毎に状況は異なります)

航空券(Ticket)と搭乗券(Boarding Pass)について

おまけのような説明になります。航空券金券です。購入者が支払った対価が明記され、ある空港から別の空港へ券面に明記された個人を運送するにあたって、航空会社が提供するサービスを含めて、中に記載された区間すべてについて航空券の中に記載された約定に従って運送することが明記されています。したがって、旅客はこれをもって空港に行けば予約した便への搭乗が約束されています。一方、搭乗券は航空券に基づいて搭乗を宣告した乗客に対して、航空会社がその乗客を認識して、座席を確保し、搭乗ゲートの場所と搭乗時間を案内する搭乗証です。

 

 

これはサイト全体の通知の一例であり、カスタマイザーの「Store Notice」でこのテキストを変更または削除できます。 非表示