【旅の準備】超初心者向け海外旅行ガイド⑧お金

超初心者海外旅行入門

旅に出るのに絶対忘れてはいけないもの。 それは、①パスポート、②航空券、③お金 の3つです。この3つさえあれば、他のものは何とかなります。

今回は、その内の一つ、お金の話です。間違わないように。ここでいう「お金」の話は、増やすとか、貯めるとかいう話ではなく、あくまでも海外旅行中に使うお金の話です。

どこの国も(EUは例外)、その国の通貨を発行し国内で流通させています。日本で言えば「円」です。したがって、海外を旅するには訪問国のお金(通貨)を準備する必要があります。

外国通貨を手に入れる一番シンプルな方法は往きの航空便が目的国の空港に到着して、入国審査、通関ゲートを抜けたところで、容易に見つけることのできる両替ショップで現地通貨を買うというものです。ここで、財布の中の「円」を必要なだけその国の通貨に替えます。

と、まあ細かいことを考えなければ、話はここで終わりです。が、・・・

暗い日々も、雲の向こうはいつも青空 ルイーザ・メイ・オルコット(米 小説家)

「お金を交換する」と「お金を売り買いする」のニュアンスの違い

この2つの言葉の受け止め方の違いは何か? 決まったレートで日本円と外貨を取り換えるのであれば、「交換」という言葉がぴったりきます。しかし、日ごとに通貨の相場が動き、外貨仲介の業者が変わると、同じ額の日本円を出しても、戻ってくる外貨の金額は変わります。日ごとの相場の変動もさることながら、交換する手段によってレートは結構違うのです。通貨の交換はビジネスです。旅行者は経験を増すごとに、1円でも安く外貨を買おうと、計算にシビアになり、通貨を売り買いしているという言葉のほうがピッタリくるようになります。

どこで外貨を買う?

①上で触れましたが、どの国際線空港でも、到着して入国管理を済ませた後、到着ロビーに両替ショップがあります。これが基本です。ここでホテルに到着するまで必要な現地通貨を手に入れることができます。

到着空港のATMを使って、クレジットカードで現地通貨をキャッシングすることもできます。経験的に言えば、両替商より良いレートで外貨が手に入ることも多く、意外とお勧めです。ATMは空港だけではなく、市内でも利用できます。ただし、クレジットカードでの外貨入手は最速で返済しないと金利が急速に増えますので要注意です。下の2つのマークはVISAかMASTERカードの裏についているマークです。それらのカードが使えるというマークと考えて問題ないです。

③街中で「Money Exchange「Currency Exchange」の看板を見つけたら、それは両替商です。空港で替えるより手数料の安い店が多いです。きれいで安心な店もありますが、怪しい店もあります。もし、利用するなら、ごまかされされないように。レシートを見て交換率が変じゃないこと、しっかり電卓で計算をして計算が合っていること、手にする外貨の総額が計算通りであることを落ち着いて確認する必要があります。もちろん、足りなければ、すぐにその場で確認をしてもらいます。後からでは100%だめです。

④宿泊先のホテルでも両替をしてくれます。一般に、レートはかなり悪いので、他に方法がない場合の最後の手段とした方がよいでしょう。

日本で出発前に空港ターミナルにある銀行の両替ブースで外貨を買うこともできます。通貨の種類は限られます。絶対に計算間違いはありませんので安心ですが、手数料も海外の到着空港で両替するよりかなり高いので、ここで外貨を買っていく人は少ないようです。

⑥日本国内でも市中の両替商で、普通にドルを買うことができます。ドルに限って言えば、手数料が1%以内で済む、手数料の安い店があります。裏技に近いのですが、海外滞在中に使う予定の現金をすべて、日本で予めドルに替えておき、海外空港に着いたときにこのドルで現地通貨を買うという方法があります。外国都市の格安両替店には負けますが、到着空港で替えるより良いレートになることがあります。得する理由は、どの通貨もドルと交換する際の手数料は小さいというのが一般的で、現地でドルから現地通貨に替えて得をするというものです。

知っておいて損はない、いくつかのマメ知識

*外貨ショップの両替率がリーズナブルかどうか確かめる方法:外貨ショップに掲示してある外貨ごとのBUY/SELL表を見て、外貨の種類ごとに「1/2 x (Sell価格-Buy価格) / (BUY・SELLの平均値)」を%で見る。外貨の種類ごとに両替率は異なる。ドル:1%以下、他通貨1~2%であればリーズナブル。

*因みに、両替商のレート表の中に、Sell, Buyの他に、TCという欄があります。Travellers Check(旅行者用小切手)の略です。これは出発前に銀行で買って、回数券みたいに旅行先で分割して現地通貨に替えることのできる小切手です。本人のサインがあって、初めて有効となりますので紛失や盗難に強く、安全です。ただ、ドル小切手は日本で両替する際に両替レートが良くない日本の銀行を使うことになります。

*日ごろから外貨預金をしておくのが便利そうですが、外貨紙幣を引き出すことのできる銀行は限られます。SMBCプレスティア(上顧客向け預金)口座の外貨預金はドル、ユーロ札を手数料なしで引きだすことのできる数少ない口座の一つです。

*ホノルルの空港の両替所の手数料が極めて高いのを見たことがあります。日本人観光客の多いところは要注意です。そういうところではATMを使うほうが交換率が良くなります。

*私の方法論ですが、海外では名前の通った店、有名ブランドの直営店、ホテル、デパート以外ではカードは使わず、キャッシュ払いにしています。クレジットカードのスキミング被害を予防するためです。クレジットカードでの不正ATM引き出しの被害は1度だけあったことがあります。カード会社の認定により保障してもらいました。

*日本人があまり訪れない国では、日本円を取引しない両替所もありますので、ドルを持って入国します。

*所得水準が極めて低い新興国に行く場合、現地で1ドル札を使えるように少し持っていくと良いです。また、そういった国では、ぼろぼろの小額紙幣をおつりでくれたりします。他の店で使おうとすると拒否されることもありますので、きれいなのに換えてくれというのが筋ですが、少額ですので、目くじらを立てずにチップにして、使いきることもできます。

*長期滞在する旅行の場合には、安全の点から、手元には、大金を置いておいたり、持ち歩いたりしないように注意が必要です。マリオット、ヒルトンetcの一流ホテル(特にチェーン)ですと安心してデポジットサービスを使えます。(Can I have deposit service?) ~やり方の例:チェックインカウンターで、封筒の表に封筒に入れる金額(例:one thousand  US$s ⇐ 数字はできれば文字で)をスタッフと確認してボールペンで書いて、封筒をのり付けし、サインします。

*ホテルの部屋にあるボタン式の金庫はパスポートや貴重品、お金を仕舞うのに便利です。ただし、ボタンに特殊なノリを塗って、頻繁に押すボタンを識別して暗証番号を解読する犯罪手口があると聞いたことがあります。本当に大事なものはデポジットのほうが安全なようです。

*日本円への戻しは、帰りの航空便の出発前に済ませる必要があります。出国税を徴収する国かどうか、サテライトでレストランに入ったり、お土産を買うことはないか、機内で現地通貨で買い物することはないかなど考えて決めます。羽田の到着後では、レートが悪いというのもありますが、買い戻してくれない通貨も結構あります。

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