【旅の準備】超初心者向け海外旅行ガイド⑦個人旅行と団体旅行

超初心者海外旅行入門

このブログでは、添乗員と一緒に旅をする、いわゆる「団体旅行」ではなく、航空券やホテル、その他を自分で予約、購入し、一人もしくは親しい人と旅をする「個人旅行」を基に旅を組み立てています。この記事では、団体旅行よりも個人旅行をお勧めする理由をお伝えします。

孤独という切符を買ってでも、自由な旅人でいたい  (戸川昌子  作家)

個人旅行をお勧めする理由

余暇を使って旅をする人にとって、旅の時間は貴重なものです。単純にあくせく動くだけで良いわけはありません。日常の仕事から解放され、旅先でのんびり過ごす時間は、あなたの人生にとって、もっとも貴重な時間の一つのはず。手取り足取りのサービスはなくても、旅の時間を自由に自分のものにできるのは、個人旅行だからです。

個人旅行の楽しみ

個人旅行では、旅の組み立てを自由にできます。最安で旅行プランを作るというのもありますが、そのほかにも、

① LCCで行って、都心の繁華街の高級ホテルに宿泊し、まったりした時間をすごし、高級レストランで美味しいものを食べ、ショッピングセンターで現地の物価に合わせた買い物を楽しむ。 というのもあれば、

② ビジネスクラスで行って、国内線に乗り換え、地方都市に行く。そこで、田舎の安宿に泊まり、外国の田舎の風情を楽しむ。

という幅を持った旅行の計画ができます。プランは無限に広がります。

団体旅行をおすすめする場合

このブログでは基本、個人旅行をお勧めしていますが、いくつかの条件が重なると、むしろ添乗員付きの団体旅行を選択した方がいい場合もあります。その条件とは、一体どんなものなのでしょう。

①安全でない ・・・ これが一番大きな理由です。あとに出てくる交通機関が便利かどうかということとも関わりますが、海外の不便なところに行く、それも個人で、となると、これはもう、自分を守るものは自分しかいないということになります。安全を確保するための容易な方法は団体旅行ということになります。

②その国の政府が個人旅行を認めていない ・・・ 最近は減りましたが、例えば、中国奥地の少数民族の村を訪ねる旅行を計画すると、立ち入り禁止だったり、一人では入れない地域だったりします。入れるところは現地の旅行会社に頼んで、現地ツアーガイドを雇う必要があります。規制がかかっているときくと、秘境感もあって何となく覗いてみたくなります。そういうところに行くのであれば日本で募集する添乗員付きのツアーか現地で買うツアーということになります。

交通の便を利用するのが難儀 ・・・ このケースは結構多いと思われます。一般的な交通ですと、西欧ですと「鉄道+タクシー」、アメリカですと「レンタカー」、東南アジアですと「航空国内ローカル線か都市間バス」ということになります。厄介なのはバスです。

例えば、ミャンマーの例で、第2の都市マンダレーから中心都市であるヤンゴンに向いたいとします。航空便の選択肢がありますので本当は心配ないのですが、仮に予約が取れなくて高速バスでヤンゴンに向かうことにします。ホテルや旅行代理店で普通にバスチケットを買い、タクシーで長距離バスのバスターミナルに向かいます。さて、ここでチケットに記載されたバスを見つけて、そのバスに乗ることができるか?バッグパッカーでもなければ、成功するかどうかはおそらく半々だと思います。バスターミナルの中にはおそらく100台を超えるバスが停まっています。たくさんのバス会社があるので、目指すバス会社はどこか?場内の案内はどこか?バスはどこに停まっているのか?人に聞いても言葉が通じない。場内の案内を見つけてもアルファベット表記がない。停まっているバスのフロントを見ると、かろうじて、バスの行き先表示にアルファベットで”Yangon”と書いてあるくらいです。
こういった場所に個人旅行を計画するのは、少し海外旅行の場数を踏んでからのほうが良さそうです。

言葉が通じない ・・・ 外国の人が日本に来て、日本人に話しかけても逃げられて、英語を話してくれない、というのを聞いたことがあります。それでも日本の場合は、街中の案内に英語の表記の他に中国語も韓国語もあるからいいのですが。我々が海外に行ったときはどうでしょう。海外とはいっても、いろいろな国があります。英語が母国語の国、日本のように英語国ではないがアルファベット表記をしてくれている国、街中の人に英語で話しかけて結構通じる国、まわりを見渡してもアルファベット表記は見当たらず、英語で話しかけても全く通じない国。スペイン語や中国語が得意だという人は羨ましいのですが、ほとんどの人が英語だけが頼りだということだろうと思います。言葉の通じない国に行くには団体旅行もありだと思います。

この具体的な例としては、人気のある旅行先としてトルコのカッパドキアが思い浮かびます。トルコでもイスタンブールであれば、英語だけで行けます。トルコの内部に入るとトルコ語の世界です。カッパドキア周辺は観光地ですから英語でも大丈夫ですが、周辺では通用しません。旅行先がこういった状況だと、最初のうちは、個人で旅行するのはなかなか難しいと思います。日本で団体の旅行を探すというのもありますが、現地でツアーを探せば、多少は安く行けることになります。

なぜツアーを選択しない?

それでは、「ツアーは旅行の自由時間を奪う」とは、いったいどのような状況なのでしょうか。それほど豊富な経験ではありませんがツアーに参加した状況は以下のようでした。

① まとまって行動、移動することになるため、たびたびメンバーの集合があり、その都度人待ちをすることになる。毎回、30分ほどの人待ちの待機する時間があった。バス移動だったので、駅まで歩いたり、電車を待ったりする時間は必要ないが、それでもあまり効率的な時間消費ではないと思った。

② 一つ一つの見物はやはり、どうしても団体のペース。正直、説明は聞いてなかった。ややゆっくり。逆に、博物館や美術館など、自分としてはゆっくり見たい場合も、団体のペースで回ることになる。いいところは、質問すると、その場で答えが返ってくるのは良かった。

③ 現地での滞在中、朝食を除いて毎回、ツアーの団体での食事(朝食は普通のホテルの朝食)だったが、自分が食べてみたいと思うメニューの食事はできないし、(コストパフォーマンスの問題ではなく)自分が期待するレベルの食事はできなかった。

④ たまたまだったのかもしれないが、帰国する日のホテルのチェックアウトが早すぎると思った。空港で必要以上の時間消費。個人で行くと、買い物時間も含めて、帰国便の出発時刻から逆算して、ホテルをチェックアウトする。東南アジアからの帰り便で深夜発を使う場合にはレイトチェックアウト(有償でのチェックアウト時刻延長)にすることも多い。

⑤ 観光中に何度か土産物屋に寄る。昔からあるような土産物屋で、買うものがなかった。ある程度旅行慣れしてくると、国ごと、街ごとに自分の目指すショッピングを望むようになり、ご当地物の良いもの、安く買えるものを探すようになるため、土産物屋に立ち寄るのは時間の無駄に思えてくる。旅行会社はツアー料金を下げるために、土産物屋からのキックバック(何らかの金銭的な戻し)を得ているといわれるので、いつも決まったお土産屋に寄ることになる。

⑥ 参加したツアーだけだったのかもしれないが、現地観光でバスで巡る間や食事の間、現地の写真屋がついてきて、終始スナップ写真を撮っていた。ツアーの最後の方で、撮影した写真をプリントして渡され、「買わないか?」と営業されたが、ディジタルで入手できなかったため、その場は断った。

こうやって見てきますと、ツアー旅行にはいくつもの気になる点があります。その中で一番なのが、やはり時間の無駄遣いです。冒頭に書きましたように、限られた休暇の時間を有効に使いたい。最近はLCC(格安航空)が多くの路線で運航されるようになり、団体旅行でなくても安く航空券が買えるようになりましたので、是非、個人旅行をお薦めします。

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