海外旅行に行きたい!ロンドン旅行。今回は特別編でロンドンへのフライトの現状を調査しました。
コロナ(COV-19)対応
オックスフォードのデータセンターの情報によれば、イギリスにおけるコロナ流行の状況は2021年9月24日現在、2回ワクチン接種した国民の割合が66%と当初、沈静化の目安と言われた60%をすでに越えています。一方、派生型の流行の影響か、100万人あたりの新規感染者数は9月25日時点で500人と横ばい増加傾向にあり、世界平均の60人と比べて8倍の水準にあります。また、コロナによる1日の死者数は百万人あたり2.07人と世界平均の1.04人の約2倍の水準にあります。イギリス政府は7月19日以降コロナ禍による社会的な制限をすべて解除しています。コロナ流行は未だ収まっていないものの、ワクチン接種率が上昇したことにより重症化率が低下していることを根拠として、今後は自己責任でコロナへの防御をするように指導しています。
ここでは論評はしませんが、欧米を皮切りとして、ワクチン接種の進展とそれに伴う死亡者の状況を見ながら国境を開けて行くというのが世界的に一般的な傾向となっており、東南アジア各国もそろそろ実質的な国境開放に向かっていますし、日本でもおそらく衆議院選挙後の新体制で新たな方針が打ち出されるのではないかと思われます。
(人口100万人あたりCOV-19日々の新規感染者数 ~ Oxford Data Center)
(人口100万人あたりCOV-19日々の死亡者数 ~ Oxford Data Center)
(COV-19ワクチン接種済みの人の割合 ~ Oxford Data Center)
ロンドン行き 国際線フライトの飛行状況
東京からロンドンへのフライトについては、現状でJAL, ANA, British Airwaysの3社が羽田空港とロンドンヒースロー空港間を週間17便が(1日平均2.4便)直行運航しており、その他にも、フランクフルト、パリ、アムステルダム、ヘルシンキなどを経由した乗り継ぎも利用することができます。今後、制約が緩和されれば相当多数の便を利用することが可能になると思われますが、現状の便数だけで今でも日本からロンドンに容易に向かうことは可能です。 ロンドン行きの航空便の選び方
2021年9月27日現在、イギリスへの渡航はまだ現実的ではありません
2021年9月27日現在の状況をご説明しますと、イギリスへの渡航はまだ現実的ではありません。その理由は、
① 日本への帰国時にすべての人に、2週間の自宅待機が必要なこと
② ①の空港からの帰宅にあたって、公共交通機関を使えないこと
が旅行者にはハードルが高いことが理由としてあげられます。