海外旅行に行きたい! ロンドン買い物旅行、今回は花柄模様で有名なデパート”リバティ”の紹介です。
旅とは結婚のようなもの。コントロールできると考えること自体が間違い スタインベック (1902-68 米 作家)
“リバティ(Liberty)”の名前を知る女性は多いと思います。カバーの画像にあるような花柄模様がリバティのシンボルです。日本でも、この花柄模様の買い物バッグを持った女性を見かけます。リバティはデパートですので、様々なものを売っています。その中にはリバティブランドの紅茶もあります。それでも、やはり、このデパートのイメージを形作っているのは織物(Fabric)です。リバティは創業当時からの自社の花柄模様を豊富に持っていて、生地自体もそうですし、豊富な種類の洋服やリネン類もこのリバティ固有の柄のものを扱っています。織物の素材となる自社ブランドの花柄模様がリバティの嘘のない、安心でオーガニックなイメージを形作っているようです。
リバティはどこにある
リバティはメイフェア地区からは外れていますが、そのすぐそば、ロンドンのウェスト・エンドにあります。オックスフォード・サーカス駅(【地】セントラル、ビクトリア、ベイカールーライン)の南東側、リージェントストリートから少し入ったところにあります。この辺りは、別途紹介しますが、上の地図に示されるようなデパートのフォートナム&メイソン、ブランドのバーバリー、ブランド店がひしめくボンド・ストリートなどロンドンでも高級店がひしめく一帯です。リバティの周辺もショップが多く、多くの人出で賑わう場所です。
リバティの魅力
リバティの外観を見ますと、それほど大きな建物ではなく、古式ゆかしいチューダー様式の木造の建物で、これを街の中心部に見ると、デパートというよりも歴史関係の観光施設か何かのような印象を受けます。中に入っても、期待を裏切られることはありません。エスカレーターはなく、木造の階段を上階に上がることになります。天井、壁、床が木造でできている店内を歩くことになるのですが、足音は「こつこつ」床は「みしみし」、耳に響いてくる音もまさしく木造です。ほんとうに中世に迷い込んだような風情を味わえるのですが、実は一流デパートの店内なのです。売られているリネン類などを手に取って見ますと、不思議とここで売られている物には、絶対に偽りはないという印象をもってしまいます。リバティはほんとうにユニークなブランドイメージを提供する店なのです。
営業日:休みなし 営業時間:月-土曜日 10:00-20:00 日曜日 12:00-18:00
「リバティ・ストアを巡る散歩ロンドン、イングランド [4k]」
Geek Street Travelsさん (25min)
リバティのフロア
ロウワー・グランド・フロア(LG)」(日本でいう地階)は男性物の衣類、靴、アクセサリーの売り場です。
グランド・フロア(日本でいう1階)は他のデパート同様に化粧品や香水売り場の他、女性用スカーフ、宝石、サングラス、女性用バッグ類の売り場、チョコレートや文具のショップがあります。
1階、2階(日本でいう2階、3階)は婦人服、靴売り場です。
3階(日本でいう4階)には風呂用品、芳香剤、子供用衣類の他、リバティーの最大の特徴である、リバティプリント製品、リバティプリントの生地、毛糸の売り場があります。
4階(日本でいう5階)が最上階ですが、家具や灯り、住まい用生地類、カーペットなどの売り場があります。
尚、2階にコーヒーショップ、3階にレストランがあります。
「Liberty Fabrics: AW21 The New Collectables」 Liverty London さん (5min)