海外旅行に行きたい! ロンドン旅行。今回から買い物です。=おそらく世界で最も有名なデパート=”ハロッズ”です。加えて老舗デパート”デベナム”についても触れます。
私は自由な精神でいたい それを嫌う人もいるかもしれませんが、それが私ですから レディ・ダイアナ
ロンドンに買い物に行く方の一番のターゲットはハロッズです。ハロッズはロンドンの老舗デパートとして有名ですが、加えて、今は外されましたが、元ダイアナ皇太子妃の死後もずっと、デパート内に離婚後のパートナーであったハロッズ会長のご子息と二人のポートレートや彫像が飾ってあり、ダイアナ人気は亡くなられた後もずっと続いていますので、それを目当てに多くの人がハロッズを訪れていたことは有名です。
ハロッズはどこにある
ハロッズはロンドン西部、ハイドパーク・コーナーからM4通りを少し西に進んだところにあり、地下鉄ナイツブリッジ駅(地ピカデリーライン)の側です。サークルラインですと、隣駅のサウスケンジントン駅で乗り換えます。帰りに荷物が増えたら、前の通りにはキャブはたくさん並んでいます。
店は全日、開店しています。開店時間は月~木11:00-19:00、金土11:00-20:00、日11:30-18:00です。
(住所) 87–135 Brompton Road Knightsbridge London SW1X 7XL
ハロッズの魅力
ホームページからハロッズが相当高価な品物を扱っていることがわかります。時折、ハロッズの店内外でアラブの王族と思しきベールを被った黒ずくめの女性の一群を見かけます。メインの顧客はこういった人々だと思われます。余談ですが、ハロッズでロンドン庶民の賑わいを見るのは年末のバーゲンセールの時くらいだと思います。この店を訪ねて商品を眺めるだけでも、じゅうぶん旅を満喫できます。 ハロッズ(Home)
ハロッズのフロア
まず階数について確認します。ホテルなども含め、欧米では一般的に日本でいう1階(地上階)を「グランドフロア(Ground Floor)」といい、上階は日本でいう2階を欧米では1階で表し、以降1ずつずれて階数を数えます。
さて、ハロッズのおすすめ売り場について、まず食品売り場、いわゆるデパ地下を紹介します。グランドフロア(Ground Floor=地上階)にあります。表側には化粧品売り場があり、その奥に食品売り場が広がっています。ちょっと高級ですが、ロンドンの人たちが口にしているコールド・ミール(調理不要の冷食)がたくさんあります。ホテルの部屋に戻ってワインとともに食べるという手があります。
次のお勧めが、3rd Floor(日本での4階)です。ここには食器、テーブルウェア、キッチン用品、寝具類があります。ウェッジウッドなどのブランド食器や銀の食器類、カトラリーも種類豊富に並んでいます。家電類はイギリス式200V仕様ですので要注意です。
ハロッズのロゴ入りビニールバッグやテディベアなどのお土産は地階で売っています。
デパートの買い物なら年末の旅行
冬のバーゲン期間を狙ったロンドン旅行は買い物目当ての旅行者には是非お勧めします。ハロッズは年2回バーゲンを開催します。一般に11月の末ころから1か月間、ハロッズだけでなく、ロンドンの町中で冬のバーゲンが続きます。半額商品は普通に見られます。ハロッズで商品の割引はこの期間以外考えられません。人気商品から先に売切れ、熟れていないものは徐々に値段が下がります。12月26日の日曜日(2021年)をボクシング・デーというのですが、このあたりが冬のバーゲンの最期です。
VAT免税は現在ありません
旅行者に対するVAT免税が以前行われていましたが、EUからの離脱以降、この制度は廃止(2021年9月現在)されています。旅行者に対する物品税の免税は他国では普通に行われますので、復活の予定はないか要ウォッチです。
ハロッズは空港ターミナルCIQ内の免税店もあります。空港店の商品は種類が限られますので、市内店と空港店を使い分けて買い物をするといいと思います。買うものが明確であれば、ハロッズに聞けば教えてくれると思います。
デベナムズ百貨店の経営破綻
デベナムズ(Debenhams)百貨店はオックスフォード通りに面する、有名な老舗百貨店でしたが、2019年4月に経営破綻。国内全店舗の清算が2020年12月に決まりました。ホームページは2021年9月時点で健在ですが、実際に商品を販売しているのかどうかは不明です。