【ロンドン旅行】57_ (郊外に出る) ストーンヘンジ ~ 太古の遺跡 紀元前 3000年 !? !?

ロンドン

海外旅行に行きたい! ロンドン郊外への小旅行。今回はストーンヘンジです。

辛抱強く待てる者に良いことが訪れる ハンニバル  (ローマ時代の軍人 BC247-182)

ロンドン郊外、南西方向、バースの手前にストーンヘンジはあります。2回行きました。1回目は日が短い季節だったということもあり、昼間、車でコッツウォルズの村々を回ってから行きましたので、遅くなってしまい(とはいえ午後3時ごろだったような記憶がありますが・・)ぎりぎりアウトで入場できませんでした。それで2回行ったのですが、2回目は早めに行きましたので入場できましたが、正直、「入場ゲート前の道路から見ても、中に入って見ても変わらないな」というのが正直な印象です。ただ、それが言いたいのではなく、1回目に見た夕焼けの中のストーンヘンジ(カバー写真)の印象の方が強く記憶に残っていて、まあ、それが良かったのかなと思います。

 

ストーンヘンジ

この観光スポットはバースのローマ浴場と同じで、今のイギリスの歴史からは隔絶しています。ストーンヘンジが造られた時代にたどり着くには、他の遺跡とは比べようもないほど、ずっと時代を遡る必要があります。紀元前3000年頃、新石器時代と言うらしいのですが、日本でいえば、縄文後期と弥生初期の間、つまり有史以前にできたもののようです。

ストーンヘンジに行ってまず驚くことは、見渡す限り(というのは大げさなのかもしれませんが)、周りが草丈の低い自然の野原だということです。エジプトのギザのピラミッドの場合、砂漠なのに、すぐ近くまで家があったりして驚きますが、ストーンヘンジは逆に、周りに障害物がありません。「イギリスの国土ってそんなに広かったのかなぁ? 先進国だし、人口も多いはずなのになぁ・・・」と、ここに行く道路もこの草原の中を進みます。

5000年も昔、ここに住んでいた人たちが、どんなことを考えながら、どんな暮らしを営んでいたのか、大いに興味を引きます。「気候も緯度に相応しいもっと寒冷な気候で、人々は厳しい環境に暮らしていたのかなぁ?」と、実際のところはわからないにせよ、当時の人々の暮らしに思いを馳せます。現地を訪ねて「石」が置いてあるだけの草原の上で、人々が原始的に生きていた時代を想像し、5感で受け止めながら、「神秘」というかスピリッチュアルな気分に浸るのもいいと思います。私はその時の感動もさることながら、自分で写した写真を帰国後に眺めて「いいな」と思い、ストーンヘンジのスピリッツに浸っています。

この遺跡について、それ以上の説明はありません。もし、現地を訪ねることがあったら、大きく深呼吸をして、約5000年前から続く場の空気を吸ってきてください。

ストーン・ヘンジ(Home)

ストーンヘンジは月曜日から日曜日まで休みなして開場しています。営業時間は9:30-19:00(最終入場17:00)

入場料(大人)は£19.50です。

「パワースポット 謎の環状巨石ストーンヘンジ【英国ぶら歩き】イングランド イギリス」

英国ぶら歩きさん (3min)

ストーンヘンジへの足

ここには、レンタカーを借りるか、ツアーで行くかというのが普通です。それほど大きな滞在時間は必要ないでしょう。自分の眼で見たということが大事なのです。ツアーはバースとのパッケージが多いです。個人で行きたいという、少しロンドンに慣れた方だと、鉄道で行くことも可能です。ロンドンのウォータールー駅から1時間に1本の電車が出ています。所要時間1時間20分ほどでソールズベリー(Salisbury)駅まで行き、そこで事前に手配しておいたキャブに乗ってストーンヘンジに向かいます。キャブはホテルのコンシェルジェに頼めば予約してくれると思います。ソルズベリーからロンドンに直接戻る方法もありますが、鉄道でバース(Bath Spa)駅に乗り換えなしで行くこともできます。1時間に3本程度の直通電車があり、1時間弱で着きます。それでバースに向かい、バース観光を終えたら、ロンドンに電車で戻ることができます。鉄道に乗って車窓からの風景を眺めるのも旅行の楽しみの一つです。

ナショナル・レール(Home)

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