【ロンドン旅行】52_ キューガーデン ~ 荒涼としたイギリスの風土を緑の国に変えた

ロンドン

海外旅行に行きたい! ロンドン旅行。今回は街の中心からほど近いところにある巨大植物園、キューガーデンを訪ねます。今回は”自然堪能”です。ロンドンには動物園も水族館もありますが、この植物園だけの紹介です。庭づくりが趣味で、この植物園を訪ねるために旅行の時間を費やしてもいいという方にお勧め。ここは世界遺産です。

旅立つ前に知ってほしい。異国での心地よさは旅行者のためではなく、現地の人々のためにあることを  (クリフトン・フェディマン 米作家 1904-99)

多くの日本人に愛されるイングリッシュ・ガーデン。粗野な自然をそのまま庭にしたような庭園です。自然美を凝縮した日本庭園と同じタイプで、自然庭園の双璧のように見えますが、驚くことに、イングリッシュ・ガーデンは人工的な景色です。イングリッシュ・ガーデンはキューガーデンで選ばれた植物から人工的に造られた景色です。

キュー・ガーデンへの交通

キューガーデンはロンドンの市内で、地下鉄で行ける場所にありますが、中心部からは少し外れたところにありますので、まずここへの行き方について説明をします。ロンドン中心部の西のはずれにある地下鉄アールズコート駅。ここにはディストリクトラインとピカデリーラインが走っています。まず、市内の最寄り駅からこの駅を目指して行きます。この駅のディストリクトライン西行のホームに行き、頭上にある、来る電車の行き先電光掲示板を見ます。この駅の紹介から始めたのは、西に向かうディストリクトラインはこの駅で数本に分かれており、間違えずに行くにはここで「Richmond(リッチモンド)行」の電車が来るのを待つ必要があるからです。降りる駅は終点のリッチモンドの一つ手前の駅「Kew Gardens(キューガーデンズ)駅」で、アールズコートから13分で着きます。駅前から西へ二股の左側の道をまっすぐ進むとキューガーデンのビクトリア・ゲートがあります。

鉄道を使ってキューガーデンに行くこともできます。最寄り駅は「キュー・ブリッジ駅(Kew Bridge)」でウォータールー駅から30分ほどで行くことができます。キュー・ブリッジ駅から橋を渡ってテムズ川を越えた先、一つ目の四つ角を右折した突き当りにキューガーデンのエリザベス・ゲート(正門)があります。鉄道を利用される場合にはナショナルレールのホームページでの時刻表の確認をお勧めします。

 

キューガーデン

英国の現在の気候は大西洋を上る暖流のおかげで高緯度にあっても温暖ですが、昔、長い間その大地は厚い氷に覆われ、その結果、国土にはヒース(荒れ地)やムーア(湿地)の荒涼とした草木の少ない大地が広がっています。七つの海を制覇して世界中に植民地を所有し、巨額の収入を得たイギリス人が考えたことは世界中から植物を集め、英国の国土を緑で覆われる大地に作り変えることだったようです。

ここでキュー・ガーデンが登場します。英国は貿易ネットワークを活用して世界中を探検し、植物を収集してエキゾチックで美しい木や草花のコレクションを始めました。それまで英国にはなかった世界中の植物を路地や温室で栽培したのです。キューガーデンに移植されてきた植物のうち、植物園の中で英国の風土に適合した植物を植物園の外に広げたことで、今の英国を印象付けている美しい情景が出来上がってきたようです。

この植物園はロンドン西部、テムズ川沿いにあります。王立植物園で広さは121ヘクタール(東京ドーム26個分)あり、世界遺産に登録されています。元々この植物園がある地域一帯は王室の広大な庭園だったところで、18世紀にその中に作られたハーブ園としてスタートし、250年の歴史を経て現在の植物園となっています。現在の植栽は5万種以上あるそうですが、1,000万種近い所蔵標本(押花)、20万枚近い細密画も保管されているそうです。

キューガーデンのホームページとマップ(PDF)、開園案内

キューガーデン(Home)     キューガーデン(MAP)

開園時間は休みなしで、10:00-19:00(最終入場18:00)(注:公式には案内がありませんが、19:00というのは夏の一時期だけで、いずれ変更されると思います。) 入園料は£15.0(大人)入場予約が必要です。冒頭にガーデン内の地図を掲載していますが、いずれにせよ全部を見ることは不可能と思われます。訪れる方は、事前にホームページをご覧になり、訪問の予定に合わせて見る場所を決めてから行かれることをお勧めします。また、中にはショップがあり、お土産を買うことができますが、土がついたものは日本には持ち込めません。また、種子や球根類の中には日本に持ち込めないものもあるかもしれませんので、帰国時に植物検疫所にご相談ください。

「Royal Botanic Gardens, Kew – England Attractions – Travel & Discover」Travel And Discoverさん

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