【ロンドン旅行】51_ ウィンブルドン・テニス ~ テニスの聖地 全英オープン

ロンドン

海外旅行に行きたい! ロンドン旅行。今回は全英オープン・テニスの舞台、ウィンブルドンの紹介です。

私の幼少期のセルビアは戦争中で、子供達には選択肢が無く、夢を諦めざるを得ませんでした。しかし、私は「何があっても世界一のプレイヤーになる」という夢の実現を諦めませんでした。 ノバク・ジョコビッチ (セルビア プロテニス選手 1987-)

冒頭からお詫びです。ちょっと古い記憶で、ロンドン駐在の友人の奥様からの「ウィンブルドンを観戦してきた」という話を軽く(!)小耳に挟んでいたのが記憶の片隅にあって、全英オープン・テニスのチケットの取り方を調べてご紹介しようと思ったところ、現状はとても軽くチケットを取れるような状況ではない様子です。そこで、お詫び入りのウィンブルドンの説明ということになりました。チケットが取れないのは、衛星放送の拡大によるテニス人気の高まりなのか、covid-19の影響なのか、その双方かもしれません。

ウィンブルドン観戦について

① ウィンブルドンで全英オープンを観戦したい ~ センターコートの試合は見れないにしても、その他のコートでの試合は?と思うのですが、それも、チケット入手は、ほぼ不可能です。

② ウィンブルドンのコートでプレーをしたい ~ 残念ながらコートを借りてプレーすることはかないません。

③ ウィンブルドンの施設を見学したい ~ しばらくの間(時期未定)、施設見学はできません。博物館への入場、ショップでの買い物は可能です。

ウィンブルドンの詳細説明

(1) ウィンブルドンのホームページによれば、全英オープンの試合を直に見ることができれば一生の思い出になるそうです。例年であれば、期間中の試合を通して観ることのできる高額チケットが売られるそうですが、その価格は法外に高いため論外です。このチケットを「ばら売り」することで、日本出発のツアー(旅行商品)を組んで販売しているようですので、多少高額になっても構わない方は、このツアーを探して、買うことになります。ただし、2022年大会はチケット販売の方法がCOVID-19の影響により変則的になるようですので、さらに入手困難、プラチナ化していると思います。

(2) ウィンブルドン・テニスコートおよび付属の施設は「オール・イングランド・ローン・テニス&クロッケ・クラブ」が所有しており、全英オープンも、このクラブの下部にある会社(AELTC)が開催しています。ちなみに、ウィリアム・ケンブリッジ侯爵夫人のキャサリンさんがこのクラブのスポンサーに名を連ねています。

(3) ウィンブルドンの決勝が行われているセンター・コートは全英オープン以外には使用されません。また、他のコートは使用に公正を期すためクラブが実施するイベントの他、一般クラブや団体のイベント用に抽選で貸し出しを行っており、パブリックに個人へのテニスコートの貸し出しは行っていません。

(4) 博物館は時期を問わず見学ができます。開館は木曜日から日曜日までの10:00-17:00(最終入館は16:30)で、入館料は大人£13です。ショップもありますので、テニスクラブのグッズを購入することができます。施設ツアーのプランがありますが、現在は実施されていません。来年、センターコートは100周年を迎え、それを記念した大改修が始まっているためです。再開日は未定ですが、再開後は新しいセンターコートを自分の眼で見ることができます。

(5) 2022年の全英オープンは、2022年6月27日月曜日から7月10日日曜日まで開催される予定です。2020年の開催中止により抽選・販売されたチケットが宙に浮いています。おそらく2021年の大会はcovid対策が流動的であったため、そのままになっているようです。2020年抽選済のチケットに対して、2022年の観戦が可能になるようにプランが進んでいることから、新たな抽選・販売はあっても大幅に縮小されるようです。

(6) テレビ観戦:wowwowのページによれば、2021年全英オープンの全試合を生中継しているようです。

ウィンブルドン・テニス(Home)

「Best Shots of Wimbledon 2021」Wimbledonさん(6min)

ウィンブルドン・テニス博物館への交通

最寄り駅は2つあります。1つ目はウィンブルドン駅(South Fields)(地下鉄ディストリクト・ライン、鉄道)です。地下鉄駅は西行きのディストリクト・ラインの終点の一つですが、アールズコート駅で分岐しますので、行き先に注意する必要があります。鉄道はビクトリア駅でウィンブルドンまで行く電車に乗りますが、ナショナル・レイルの時刻表を確認してください。この駅から博物館まで歩くと2kmほどあり、直線で行けませんので、バスを使うことをお薦めします。バス停は駅を出て通りを右に歩いて200mほどのところにある「Wimbledon Hill Road 」バス停から493番のバスに乗って6分、「Wimbledon Tennis Club & Museum」で下車します(12分間隔)。駅にはブラック・キャブも止まって客待ちしていますので利用できます。2つ目はサウス・フィールズ駅(South Fields)(地下鉄ディストリクト・ライン)です。地下鉄線でウィンブルドンの2つ手前の駅です。駅を出て正面右奥の道の左側の歩道を50m歩いたところに「South Fields 」バス停があります。493番のバスに乗って直進3分、「Wimbledon Tennis Club & Museum」で下車します(12分間隔)。ウィンブルドン駅の近くにウィンブルドン・ビレッジと呼んでいる商店街がありますので、帰りはウィンブルドン駅から帰るのをお勧めします。

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