【ロンドン旅行】㉜ 博物館_6 (戦争博物館)

ロンドン

海外旅行に行きたい! ロンドン旅行、博物館めぐり、ロンドン帝国戦争博物館をはじめとする戦争記念博物館を紹介します。

人間とは歴史に学ばない生き物である アーノルド・J・トインビー (英 歴史家 1889-1975)

戦争博物館については、近代に経験した戦争に使われた兵器や機器を展示している施設も多いので、そういった分野に関心がないと、なかなか足が向きません。
話題が逸れますが、BBCニュースなどで年に1度、国の指導者たちが胸に花のバッジをつけているのを見ます。カバー写真のポピーの花バッジです。これが何か気になって調べたことがあって、Remembrance Day(意訳:終戦記念日)に胸につけるバッジだと知りました。その由来は添付の動画にありますが、戦没者を悼む、戦場に咲いていた花だそうです。記念日は第一次世界大戦の終戦日ですが、1919年6月28日に締結されたヴェルサイユ条約の締結日ではなく、それに先立つ1918年11月11日に取り交わされた停戦協定の締結日を記念日としています。きっと、戦争が終わったという安堵感を味わえた日なのだと思います。日本の場合、戦争という言葉は第2次世界大戦ですが、イギリスでは第1次世界大戦だそうです。イギリス単独で見る限りは、その戦死者の数が本国の軍人を中心に約100万人と第2次世界大戦時のそれの2倍にも上ります。第1次世界大戦は機械化した戦争と言われ、戦場に自動車のみならず、戦車や飛行機などの殺りく兵器が初めて投入された戦争で、戦争当事国で多くの犠牲者を生みました。ドラマ「ダウントンアビー」にもそういったシーンが出てきましたので、当時の精神的ダメージの大きさが伺い知れます。この記念日はイギリスのみならず、英連邦加盟国の他、他の友邦国にもあるようです。ポピー・バッジは今では社会問題でもあるようで、どこの国でもこういった問題を抱えるのだなと思います。ポピー(BBCニュース)

ロンドン帝国戦争博物館

ロンドン帝国戦争博物館(London Imperial War Museum)は第一次世界大戦以降の兵器などが展示されています。第1次世界大戦以降、英国は戦争に負けていないので展示が豊富です。

9/5までは毎日、10:00 –18:00に開館しています。入場料は無料です。

ロンドン帝国戦争博物館(公式)

場所は、テムズ川の南側、ウォータールー駅の裏手にあります。最寄り駅はランベス・ノース駅(地:ベイカールーライン)です。ウェストミンスターからキャブでも行けます。

「【帝国戦争博物館】ロンドンの博物館めぐり。IWM(IMPERIAL WAR MUSEUMS) イギリスを中心とした、第一次世界大戦、第二次世界大戦を知る良いきっかけに。」   Cantaloupe Journeyさん (6min)

チャーチル博物館・内閣戦時執務室

チャーチル博物館・内閣戦時執務室(Churchill Museum and Cabinet War Rooms)は第2次世界大戦当時の首相、チャーチルの当時の執務室を残した博物館。上記の大英帝国戦争博物館の施設の一つ。内閣戦時執務室はロンドンが対独線で攻撃対象となったため、政府が戦争を指揮するために設けた防空壕施設です。

9/5までは毎日、9:30 –18:00(最終入館17:00)に開館しています。入場料は無料です。

チャーチル・ウォールーム(公式)

場所はイギリス政府の官庁街の中にあります。最寄り駅はウェストミンスター駅(地:サークル、ディストリクトライン)です。(住所) Clive Steps, King Charles Street, London, SW1A 2AQ

巡洋艦ベルファスト記念艦

巡洋艦ベルファスト記念艦(HMS Belfast)は1963年に退役したイギリス海軍の巡洋艦をそのままの状態でテムズ川に浮かべて保存しています。船内を船員の蝋人形とともに展示しています。上記の大英帝国戦争博物館の施設の一つです。

9/5までは毎日、10:00 –18:00(最終入館17:00)に開館しています。それ以降は水~日曜日の開館です。入場料は無料です。チケットの予約は求められています。

場所はタワーブリッジの近くで、地下鉄の最寄り駅はロンドンブリッジ駅(地:ジュビリー、ノーザンライン)になります。テムズ川ボートのロンドン・ブリッジ・シティ・ピアの近くです。また、近くには展望台のある高層ビル”ザ・シャード”があります。

「HMS Belfast walk through tour 2018 | 4k」  James Bさん  (25min)

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