【ロンドン旅行】⑲ 美術館_1 (ナショナル・ギャラリー) ~ ロンドン観光の一番人気

ロンドン

海外旅行に行きたい! ロンドン旅行。今回からようやく観光地巡りです。まずは美術館から始めます。初回はロンドンを代表する美術館、ナショナル・ギャラリーです。

旅は結婚と同じだ。コントロールしようとすることが間違っている (スタインベック  米 作家 1902-68)

世界的に有名な美術館を挙げると、メトロポリタン(ニューヨーク)、ルーブル(パリ)、オルセー(パリ)、エルミタージュ(サンクトペテルブルク)、バチカン(バチカン=ローマ)、ウフィッツィ(フィレンツェ)、プラド(マドリッド)などがありますが、ロンドンのナショナル・ギャラリーもこれらに引けを取らぬ充実した美術館です。ロンドンという観光客の集まる都市にあるというメリットもあるのでしょうが、美術館への入場者数ランクで世界で5本の指に入る人気です。

イギリスには、第2次世界大戦が終わる20世紀半ばまで200年以上、大英帝国として七つの海を制覇し、地球上に君臨していた歴史があります。この時代に収集された文物はその数も質も世界中の国の中で群を抜いており、長い間に収集された絵画はイギリスの国内各所にあり、これらはイギリスの財産です。ナショナル・ギャラリーは王室の美術館ではなく、国が経営する公共の美術館であり、王室から寄贈された絵も含まれますが、幅広い層からの寄贈品が美術館の所蔵品を構成しています。国家の膨大な収集美術品の内、国内の作家の絵画や現在絵画は第2、第3の美術館であるテート・ブリテン、テートモダンに所蔵され、ここには古典作品を所蔵し展示しています。ナショナル・ギャラリーには2,300点の古典絵画があるそうです。数回訪ねても、展示の入れ替えでお目当ての絵画に巡り合えないこともあるほどです。

この美術館の正面にはトラファルガー広場があり、先端にネルソン提督の彫像が置いてある(今や観光客でも気付かない)有名な高い塔があり、その向こう側に国会議事堂のビッグベンが見えるという覇権国であったイギリスを象徴する配置になっています。

ナショナル・ギャラリーの絵の特徴の一つは、絵画修復を急速に進めていることです。展示されている絵の多くが、中世のものであっても昨日描かれたばかりの絵のように、鮮やかな色彩で彩られています。初めて修復画を見た時には違和感もありました。しかし、何度か見るうちに、それまではくすんだ色だった名画を、生々しい色で再生することで、絵が描かれた当時の情景がより鮮明に思い描けて良いのではと思うようになりました。ちなみに修復用の画材は中世の絵も、オリジナルと同じもので修復しているそうです。

ナショナル・ギャラリーへの行き方 ・料金、開館時間

ナショナル・ギャラリーはウェストエンドの南西端、トラファルガー広場に面しています。最寄り駅は(地:地下鉄)チャリングクロス駅(ベーカールー、ノーザンライン)ですが、(地)ピカデリーサーカス駅(ベーカールー、ピカデリーライン)、(地)ライセスター・スクエア駅(ノーザン、ピカデリーライン)からも歩いて行けます。入場料は無料です。開館時間は毎日10時-18時(金曜日のみ21時まで)でクリスマスなどの指定日以外は無休です。

とっておきのアクセスの裏技が一つあります。テート美術館の絵画を先に見て、美術館から出た正面にあるテムズ川のミルバンク・ピア(桟橋)から東向きのボート(現地では「RIVER BUS」といいます。)に乗って2つ目のピア、エンバンクメントまで行きます。エンバンクメント・ピアで降りて、少し坂を上り、トラファルガー広場に出て、ナショナルギャラリーに向かいます。このルートの特徴はテムズ川の川面からロンドンの景色を眺めることのできる点ですが、ミルバンク・ピアからボートで出て、ウェストミンスター・ピアに向かう途中、橋の手前、左手側にパーラメント(イギリス議会の建物)を目前に見ることができます。英語の教科書などで見たことのある懐かしい風景です。ミルバンク・ピアからの乗船がミソで、ウェストミンスター・ピアからでは、この景観も橋越しになってしまいます。

お勧めの絵 10選

下の動画はMihaela Gimlinさんの動画「Top 10 Paintings at the National Gallery London」(6min)です。ナショナルギャラリーの有名な絵画からMihaelaさんお勧めの10点を紹介しています。

ナショナル・ポートレート・ギャラリー

肖像画と人物写真を展示してあるナショナル・ギャラリーの隣の美術館です。絵画のモデルや写真の被写体は王室や貴族と思しき人物ばかりのようです。肖像画というのは写真のない時代、今でいう記念写真を残す代わりに個人や家族をモデルにその人々の姿を記念に残したんだろうなと思います。私の記憶に残っているのは今上の女王であるエリザベス女王がまだ若いころに軍服姿で映られた写真です。ただし、旅行に時間制約のある方はナショナルギャラリーだけにして、こちらは省略しても良いかもしれません。

お土産ショップ

自分用のお土産になりますが、「コンパニオン・ガイド」(ガイドブック)を是非お薦めします。高いものでも£20-30位です。サイズで幾種類かありますが、コンパクトなものでも350頁に亘っており、ナショナル・ギャラリー所蔵の全絵画の中から厳選された絵画を1ページに1枚程度解説付きで掲載しています。帰国後に絵画鑑賞ができます。どの美術館でも共通ですが、日本で開催される展示会で販売されるガイドブックは内容が日本で展示した絵画に限定されますので、現地で買えるフルセットのガイドブックはそれとは内容が全く異なります。

ナショナル・ギャラリー(公式)

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