【イタリア旅行】㊻ 食事 ~ ヨーロッパでの食事

イタリア

海外旅行に行きたい! イタリアのナポリ旅行記事が一段落したところで、ちょっと箸休め。イタリアの食事です。一人ですと、なかなかレストランには入りづらいのですが、2人ですとレストラン行きまくりです。食い倒れの国イタリアです。

王者に安眠なし シェイクスピア (英 劇作家 1564-1616)

テレビなどで魚や貝、甲殻類を中心とした素材で昆布やカツオ等の出汁を使った日本の食事が美味しいとか、和食は世界中の人に愛される美食であるとかいう話が当たり前のように語られていますが、正直、私はこの意見に半信半疑です。

日本人は縄文時代以来1万年近く、多くの海の幸で命を繋いできたわけです。生魚やイカ・タコを食べるという習慣を持つ国は知る限りでは日本にしかありませんし、海外で海藻を口にしたこともありません。勝手な思い込みですが、日本人は海のものを食べることで生き伸びることができるというのをDNAレベルで子孫に伝え、日本人が海産物を食べると美味しいという味覚を身に着けたのではないかと思っています。

さて、これまで海外の食事でもこれは美味しいというものにたくさん巡り合いました。ロンドンで食べた「スモークドサーモン」、ツールーズで食べた「フォアグラ」、イスタンブールで食べた「ムール貝に詰まった炊き込みご飯」、ベトナムで食べた「チキンライス」。

そういったものの中で、頭一つ抜けていたのがイタリアの「ステーキ」です。ローマから少し南に下ったアッピア街道沿いの普通のレストランだったのですが、ピザ用の大きな釜が店内にあって、その釜で焼かれたステーキでした。何の変哲もないステーキで、ソースはなく味付けは塩胡椒です。イタリアは太陽が燦燦と降り注ぐ農業国です。いつから牛が飼われてきたのかは知りませんが、イタリアの草が永年育んできた牛であることは一口食べてわかりました。イタリアだとパスタ、ピザが有名で、上等なレストランではトリュフやポルチーニといったキノコ類がもてはやされますが、日本人の生魚に匹敵する食べ物はステーキなんだろうなと密かに思っています。

イタリアでの食事

ナポリでの食事というと、テレビではよくピザが取り上げられます。ナポリのピザは日本でもおなじみのマルゲリータです。トマトとモッツァレラチーズ、バジルをトッピングしたピザです。イタリアに行くとカプレーゼという付け合わせのようなサラダによくお目にかかるのですが、これもトマトとモッツァレラチーズ、バジルをミルフィーユにしてバルサミコ酢とオリーブオイルを振りかけたもので、これはもうイタリア食材のオールスターのような日本でいえば浅漬けのようなものでしょうか。ミラノピザは記念に1回はお勧めしますが、パスタも美味しいですし、魚介料理もいいのですが、牛肉が美味しい国なので、私的には素朴にステーキを食べるのを、まずお薦めしたいです。

レストランの分類

イタリア料理のレストランには、様々な種類があるそうです。日本でも「リストランテ」や「トラットリア」という名前のお店を見かけますが、本場ではどういう意味なのでしょうか?一般的に「リストランテ」は、高級なレストランの事だそうです。英語のレストランと同義であるのは想像に難くありません。一方、「トラットリア」は大衆食堂や家庭的なレストランという意味だそうです。フランスでいえば「ビストロ」に相当するのでしょうか。こうした区分はあくまでも目安で、厳密ではないそうなので、トラットリアでも高い店はあるそうです。ご注意。看板だけではなく、店の外観と覗いた時の雰囲気、それから入ったら必ずメニューで値段を確かめた方がいいです。高すぎると思ったら、店員さんに英語でいいですから、「待ち合わせの店を間違えたようだ」と言って、店を出ましょう。

次にB級店。ピザ専門店は「ピッツェリア」スパゲッティー専門店は「スパゲッテリア」、イタリア人が毎日通うという、軽食も出る、立ち飲み屋は「バール」そして、いわゆる居酒屋は「オステリア」と呼ぶそうです。

先日、久しぶりに玉村豊男さんの「パリ旅の雑学ノート」を読み返したら、カフェテリアの分類というのが事細かに整理してあって、歴史を紐解くといろいろな理由があってカフェテリアという店が新たな名前を得て業態が広がったようで、現在経営されている店にどんな名前がついていようが「まあいいか」という感じです。

食事のオーダー

ヨーロッパでのレトロな食事の基本的な流れは、前菜の後、料理が2品出て、デザートで締めます。まず、前菜はイタリアでは「アンティパスト」と言います。続いて、前菜の後に出てくる1皿目の料理を「プリモピアット」と呼ぶそうで、スープ、パスタ、リゾットなどから選びます。かわって、2皿目のメイン料理の事は「セコンドピアット」肉料理や魚料理を選びます。デザートは「ドルチェ」です。ただ、それなりに高そうなレストランにも入ったことはあるのですが、この3品+デザートの店にはお目にかかったことはありません。ヨーロッパのどの国にも共通ですが、結構フォーマルでもカジュアルでも周りを見ると「スターター」と「メイン」プラス「デザート」をオーダーしています。シェフがよほど客に自分の料理を食べさせたいと思っている店は別として、普通には2品+です。

ただし、お酒はワインです。高級レストランでも高いワインは飲みません。ハウスワインをボトルかカラフェで頼みます。ビールはパブで飲むものですからレストランでは飲まないのだと思います。日本ではビール党が大半ですし、レストランでは客ですから、「ビールが飲みたい」といえばそれで済むのかもしれません。

高級なレストランで同席して食事をする人とそのレストランで待ち合わせますと、レストラン内のバーに案内されます。ここでは食前酒を注文します。私の好みはドライシェリー(ワインの一種)ですが、注文に迷ったらシャンパンを頼みます。食事を終えた後、「何か飲むか?」とお店の人に問われて、追加で飲みたければ「グラッパ」と頼みます。(これも私の好みです) これはイタリアだけでなく、他の国でも通用します。イタリア焼酎です。値段は焼酎のわりに安くありません。意外と高級店でもこれはあります。

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