【イタリア旅行】㊱ (ナポリ・カプリ島) ポンペイ 1 ~ ナポリ旅行のハイライト。ローマ時代の貴重な遺跡があります

イタリア

海外旅行に行きたい! イタリア 旅行。今回はナポリ旅行のハイライト、ポンペイの紹介です。

自らの安全を自ら守る意思がなければ、どんな国も独立と平和を守れない マキャベリ (1469-1527 伊 思想家)

ポンペイがどこにあるのかおさらいから始めます。ナポリ周辺の地形は上の地図にありますように、ナポリ市街地の前は地中海に向かって大きな湾(ナポリ湾)になっていて、この湾を囲むように、ナポリ市街地から始まって時計回りにポンペイ遺跡、ソレント、カプリ島と続きます。ナポリ中央駅からポンペイ遺跡を経由してソレントまではEAV(鉄道の名前)という私鉄が走っていて、ポンペイ遺跡にもソレントの町にもこの鉄道を使って行くことができますし、ソレントからは船でカプリ島に渡り、ナポリ市街地に戻ってくることができます。ポンペイ遺跡に行く途中、湾と反対側に、ローマ時代にポンペイの町を溶岩流で埋めてしまったベスビオ火山があります。

ポンペイについて

ポンペイはローマ時代の遺跡です。この遺跡を見るためだけでもナポリを訪れる価値があります。ローマに旅行する方で、もし1日余計に日程を捻出できて、ローマ時代の遺跡に興味のある方、ローマからナポリ中央駅まで1時間余り、1日約70本の特急が走っていますので、日帰りでポンペイ見学ができます。ポンペイはローマ帝国時代に栄えた人口1万人ほどの都市の一つでしたが、紀元62年のベスビオ山の噴火により、火砕流で溶岩に埋もれてしまいました。積もった溶岩の厚さは6mもあったそうです。その都市を溶岩の下から掘り出した遺跡です。

ローマにはフェロ・ロマーノやコロシアムなどの規格外の大きさの遺跡が残っています。これらはローマ時代の面影を残しますが、ポンペイの遺跡は違います。ここの建造物はローマのものより一回り小さいですが、都市を構成する街並みや道路の石畳、間取りを残した個々の家、かまどや装飾品や壁に描かれた絵など往時の人々の暮らしを彷彿とさせる遺物が溶岩の下に残され、2000年もの間、人の手に触れることなく残されたのです。テレビなどでは噴火の犠牲者を型どった石膏が紹介されることが多いため、気持ちが悪いという人もいますが、それは展示の中のごく一部であり、昔のローマ時代の街並みをそのままに見ることができるすばらしい遺跡で、この遺跡を歩くと、まるで2000年前のローマ時代を旅しているようです。

 ポンペイ遺跡の全体像

ポンペイは有料の広い遺跡公園です。オーソドックスな行き方は、ナポリ中央駅かソレント駅からEAV1号線の快速か各停に乗って、ポンペイ遺跡駅(Pompei Scavi-Villa Dei Misteri)で降りて、すぐ近くの正面ゲート(ラ・ポルタ・マリーナ門=写真)から公園に入ります。

ここは予想を超える広さがあり、見るものがたくさんありますので、遺跡公園のHPで予め勉強した上で、自分の目で見たいものを決めておくのが良いと思います。3~4時間かけてゆっくり見て回る価値はありますので、見て回る順路も決めておいて回るといいと思います。

詳しい説明を聞きたい人は、英語かイタリア語になるでしょうが遺跡公園のHPにアクセスし、現地でのツアーを事前予約することができます。ガイド自体は個人営業ですので、ガイド料は現地でキャッシュ払いです。ラ・ポルタ・マリーナ門からの出発を予約します。尚、ペットボトルを持参したほうが良いですが、出口には茶店もありますので、長時間の見学で疲れたら一休みできます。西北部の外れに、2022年の東京でのポンペイ展で紹介されていた秘儀荘という小遺跡もあります。遺跡公園の公式のホームページ開園時間と入場料の案内mapのダウンロードページを参照してください。開園時間は夏と冬とで閉園時刻が変わりますので要注意です。開園は1年を通して朝9時ですが、閉園が夏は19時(最終入場17:30)、冬が17時(最終入場15:30)となります。入場料は大人の標準料金で1日券、€16です。

上の遺跡公園の園内図を見ると、遺跡公園の出入り口は3つあります。一番左の赤丸が上に出てきた正面ゲート(ラ・ポルタ・マリーナ門)ですが、その右隣にエセドラ広場の前にもゲートがあります。この2つのゲートは比較的近くにあり、ここからもEAVポンペイ・スカビ・ビラ駅に歩くことができます。ゲートの外側にはレストランが並んでいますから、歩き疲れたら休憩をとることができます。エセドラ広場からEAVポンペイ・スカビ・ビラ駅に向かう途中、4つ角のところに「Taxi Stop」があります。イタリアではどの街でも流しているタクシーを路上で拾うことはできません。ポンペイ遺跡公園のマリーナ門近辺からタクシーに乗る際には、このタクシーストップに停まっているタクシーに乗ります。

最後の一つがアンフィ・テアトロ門です。遺跡公園の南西にあるゲートです。ここはポンペイ駅(MET/REG)ポンペイ・サンタリオ駅(4 / 6線)から茶色の破線を歩いてアンフィ・テアトロ門に向かいます。きちんと調べたことはないのですが、この辺りはEAV1号線ができる前にポンペイ遺跡の門前町として栄えていたようです。道の両側は市街地で、結構年季の入ったホテルやレストランがたくさんあり、歴史はかなり古そうです。

「Pompeii Before and After」Ancientvineさん(2min)

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