【イタリア旅行】④ (フィレンツェ) フィレンツェへの行き方 ~ 鉄道でフィレンツェ入りが一番のお勧め

海外旅行に行きたい! イタリア 旅行。今回からはフィレンツェ(Firenze)の紹介です。まずフィレンツェへの行き方について説明します。フィレンツェはイタリア語です。英語表記はフローレンス(Florence)。

概して人は、見えることについて悩むよりも、見えないことについて多く悩むものだ  ユリウス・シーザー 古代ローマ 政治家 BC100-44

フィレンツェで何をする?・・目の前を流れる川。その先の見渡す限り続く平野。川を挟むように広がる赤い土色の屋根。丘の上から見渡すフィレンツェの景色は南欧の中世そのものです。それはテレビの映像ではありません。自分の目が直にとらえている風景です。旅の目的は人それぞれだと思いますが、ここを訪れる大半の旅行者はこの景色を眺めるだけで「フィレンツェにやってきた」ことに価値を見出せるでしょう。ただ、私はそれ以上に大きな満足があります。ウフィッツイ美術館でボッティチェリの絵2枚「春」と「ビーナスの誕生」を直に見ることです。この2枚の絵は間違いなく門外不出で、ここでしか見ることのできないものだと思います。もちろん、フィレンツェにはルネッサンスの3大巨頭であるミケランジェロやレオナルド・ダ・ビンチ、ラファエロの作品がたくさんあり、ルネッサンス芸術を満喫することができますが、この2枚の絵は私にとっては別格です。

プリマヴェーラ《春》(ボッティチェリ)

ビーナスの誕生(ボッティチェリ)

フィレンツェに行く

フィレンツェはイタリアの中北部にある都市です。地図を見てわかるとうり、ローマ、ミラノ、ベネチアを結んだ三角形の真ん中あたりに位置しています。フィレンツェに入る公共交通機関は鉄道、航空、バスの3つです。フィレンツェは今回、ご紹介する5都市の内、広域市の規模で人口が40万人弱しかない、もっとも小さな都市で、主産業は観光と工芸です。

鉄道でフィレンツェに入る ~ 一番のお勧め

ローマやミラノなどからの特急電車が到着するフィレンツェの中央駅は「フィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅」という終点駅です。線路は旧市街のすぐ傍まで伸びてきていて、駅は旧市街の中央まで歩いて行ける観光客に大変便利な場所にあります。サンタ・マリア・ノヴェッラという名前の由来は、この終点駅の延長線上100mほどのところに、観光名所の一つ、大聖堂サンタ・マリア・ノヴェッラ教会があることに由来しています。駅舎は有名な建築家の設計らしいのですが、ヨーロッパでよく見かける鉄道駅の外観とは大きく異なるため、初めてこの駅を見た人にはそれとはわからぬ外観をしているというのがこの駅の特徴です。尚、この駅の構内(地上・地下)はショッピングセンターになっていて、フィレンツェ旧市街の中では唯一の集合商業施設となっています。

特急電車でローマから1:35(2本/hr, €42)、ミラノから1:55(1本/hr, €56)、ベネチアから2:15(1本/hr, €47)とフィレンツェに入る交通手段としては大変便利です。

空路でフィレンツェに入る  ~ 中級者以上

フィレンツェにはフィレンツェ・ペレトラ空港(Aeroporto di Firenze-Peretola:空港コード FLR)という空港があります。滑走路が1,750mしかない比較的小さな地方空港ですが、有名観光地ということもあり欧州の主要都市から多くの国際便が飛んできている国際空港です。日本から向かう場合利用することになる中継地点の空港からの便もあります。諸制約下での暫定的な調査結果ですが、現状でも以下の通り空路でフィレンツェに入ることが可能です。

*【乗り継ぎ都市(空港名)=利用航空会社】東京出発時刻(出発空港)/到着時刻(中継空港)/出発時刻(同)/到着時刻(フィレンツェ)

* 【アムステルダム(スキポール)=KLM】10:20(NRT)/15:00(AMS)/20:35(AMS)/22:30(FLR) ☆☆

*【パリ(シャルル・ド・ゴール)=エールフランス】10:35(HND)/16:15(CDG)/20:50(CDG)/22:35(FLR)

*【フランクフルト=ルフトハンザ】① 00:10(HND)/05:20(FRA)/15:50(FRA)/17:20(FLR) ☆☆

② 14:05(HND)/19:25(FRA)/21:10(FRA)/22:40(FLR)

*【ロンドン(ヒースロー)=英国航空】① 01:55(HND)/06:25(LHR)/12:30(LHR)/15:45(BLQ) ボローニャ

② 11:20(HND)/15:50(LHR)/20:15(LHR)/23:25(FLR)

③ 13:15(HND)/17:25(LHR)/20:15(LHR)/23:25(FLR)

(注)ボローニャ空港 からフィレンツェまで距離106 km。フィレンツェ行きのバス。運賃€20。

尚、同一航空会社を使って、通しの航空券でフィレンツェまで入ると、乗り継ぎ空港までの運賃とあまり変わらない運賃で最終地点まで行くことができますし、出発日と同一日にフィレンツェに入ることが可能になります。

ただし、一つ気になることは、遅延やキャンセルなどの航空会社特有のトラブルが起こった場合に(それなりに時折起こる)、このケースでは乗り継ぎ空港や最終到着空港で航空会社、ないしは委託先の現地の地上スタッフに相談をしたり、情報を得たりする必要が生じますが、地方空港に乗り継ぐ場合にはあるところで放り出される可能性もありますので、海外旅行経験の少ない方にはローマやミラノ経由のメインルート(交通の便の良いルート=鉄道)を使ってフィレンツェに入られることをお勧めします。

フィレンツェ・ペレトラ空港は中央駅から直線距離で5km強と市街地から大変近いところにあります。市内へはトラムを使って中央駅前まで移動することが可能です。深夜の空港着の場合には空港からホテルにタクシーを使って移動しても10km以下で移動できるでしょうから、料金もさほどの負担にはならないと思われます。

バスでフィレンツェに入る (おすすめしない)

ミラノやローマからの長距離バスがあります。ローマからですと3時間50分(鉄道1:35)、最低€11。ミラノからですと4時間20分(鉄道1:55)、最低€17です。バス移動は安くていいのですが、時間を要する移動となり、わざわざイタリアまで行って時間の無駄遣いをすることになりますので、バックパッカーの人以外にはお勧めできません。移動手段の対象からは外した方がいいと思います。因みにフィレンツェの停車場所はビラ・コンスタンツァ(Villa Costanza)、フィレンツェ中心部から6km西方にある高速道路わきのトラム終着駅付近です。イタリアにはバスターミナルというのはないようです。

オープンジョー・チケット

オープンジョー・チケットとは往復航空券の応用版です。例えば、東京から行きはローマまで、帰りはベネチアから日本までという買い方をするチケットのことを言います。行く時の目的地と帰りの出発地が異なる航空券です。おそらく(サメが口を開けた形の)路線の航空券であることから来た名前だと思います。一般には純粋な往復航空券よりも少し高くなるとは思いますが、イタリアのような国に観光旅行に行くのにはうってつけです。

JALのようにウェブ上で購入することもできますが、一般にはその航空会社の日本オフィスに電話して購入方法を確認して買うのが良いと思います。

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